私の十箇条 詳解(四)・(五)

関連性があるので、二つまとめていきます。

(四) 服従しない・服従させない

何だか「ガンジー三原則」みたいだなぁ(笑)

世の中には、圧力で他者をコントロールしようとする人が一定数います。
酷いのになると、他者の心を折ってでも従わせようとするのもいますね。

あるいは、「○○してくれたら●●してあげる」
いわば「飴とムチ」で他者を手懐けようとするのも同類です。

(三)のピラミット型組織の内部にはもちろん、外部でも見かけます。

私は幸いにして
こういうタイプとは全くと言っていいほど出会っていません。

仮に出会ったとしても、不当な要求には一切従いませんし
当然、従わせる側に廻ることもありません

脱税志向の方は‥ 言わなくてもわかるでしょ?!

(五)相手の立場を尊重する

上の(四)と表裏一体です。
外圧によらず、相手の自主性・内発性を最大限尊重します

税理士がクライアント様に提示できるのは、あくまで提案。
「‥と考えますが、如何でしょう?」
最終的には、経営者(事業主)に決断して頂きます。

これの変化形が 〝気持ち良くお断りするスキル〟

・税務外(専門外)の相談・連絡を頻繁にしてくる方
・乗る気のない営業・勧誘を持ち掛けてくる方

前者は困っているでしょうし、後者はノルマがあるかもしれません。
相手にも切実な事情があるはずです。

理由を添えて明るく前向きにお断りの意思を伝える。
開業以来、このスキルは特に磨かれたと実感しています。

さらに言うと
どんなに〝サイテー〟の相手にも〝最低限〟の礼節をもって接します。

かつて、近隣トラブルで半グレ野郎に絡まれた時も
一般の方と同じように接した結果、態度を軟化させてくれました(笑)

相手の年齢・性別・社会的地位などによって、態度を変えないことが重要です。

ようやく前半5箇条が終了。
後半に続きます