当事務所の料金について
気になった方のための料金の調べ方です。
法人の方 → 会社の決算報告書
個人の方 → 確定申告書の青色申告決算書 (白色の方は今回は説明省略します)
いずれも直近のものをご用意ください。
ご自身の決算書を見て頂く意味も込めています。
経理サポートの月額料金をシミュレーションできます ↓
質問に答えてゆくと、料金の目安が計算できるようにしていますが
「決算書のどこをみればよいか分からない」という方向けのご案内です。
序 消費税の有無
まずは消費税の課税事業者か、「はい」「いいえ」の選択を。
「はい」の方は、法人税・所得税以外に、消費税の経理や申告も必要になるため
法人税・所得税だけの方に比べ割増料金となります。
法人の方
A 売上高合計
決算報告書の「損益計算書」にあります ↓

B 株主資本(合同会社は「社員資本」)
決算報告書の「貸借対照表」にあります ↓

法人設立時に(または増資で)払い込んだ「資本金」と
法人の業績がもたらした「利益剰余金」などの合計。
業績で得た利益から、税金や配当を差し引いた利益が会社に残り
それが1期目、2期目‥と積み重なっていくと、株主資本は大きくなります。
逆に赤字続きだと、株主資本はもちろんマイナスに。
C 資産の部
Bと同じく「貸借対照表」の左下にあります ↓

法人が所有するプラスの財産の合計です。
現金預金、売掛金、商品、建物‥など
上から換金しやすい順に並んでいます。
現金預金がたっぷりあると最強!
他の資産は、極論、少ないほど良し。
詳しく書くと財務のお話になっていくので、別の機会にします。
逆に、マイナスの財産の合計が、右上「負債の部」にあります。
買掛金、未払金、借入金‥などが負債です。
D 当期純利益
Aの「損益計算書」に戻って、下のほうにあります ↓

料金の基準になるのは「税引前当期純利益」のほう。
売上が1億あっても経費が3億なら、2億の大赤字。
利益がばっちり出ているかも料金基準としています。
E 役員報酬の月額
代表取締役(合同会社は代表社員)の毎月の役員報酬の額面金額になります。
手取り額ではないのでご注意を!
社長は、法人から役員報酬という形で生活資金を受け取るので
一個人でしっかり利益を取っているかも基準の一つ。
以上A~E、5要素の平均が料金の目安になります。
A~Eのうちに超過する要素が一つでもあれば、別途お見積りとなります。
個人事業主の方
「青色申告決算書」の1ページ目を見てください。

A ① 売上(収入)金額
D ㊸ 青色申告特別控除前の所得金額
法人で見たB・C・Eの要素は、個人事業主には無いものとします。
本当は、Cの資産は、個人にもあるんだけどね^^
「青色申告決算書」4ページ目の「貸借対照表(資産負債調)」に載ります。
記入は任意なので、埋めてない方は当然空欄になってます。
なお、法人の決算書・申告書作成の料金はこちら ↓
決算書の見るべきところは前半と同じなので
気になった方はこちらもやってみてください。